象印のスチーム式加湿器「EE-FA50」と「EE-TB60」
どちらも2025年9月に発売された同じ象印の最新モデルですが、どこが違うのか、どちらを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、EE-FA50とEE-TB60の違いを徹底的に解説していきます。
選び方のポイントもご紹介します。
EE-FA50とEE-TB60の主な違いは以下の通りです。
・定格加湿能力の違い(EE-TB60の方がパワフル)
・適用床面積の違い(EE-TB60の方が広い部屋に対応)
・静音性の違い(EE-FA50の方が静か)
・操作パネルの違い(EE-FA50は透過式タッチパネル、EE-TB60はデジタル表示)
・タイマー機能の充実度(EE-TB60の方が多機能)
・湯沸かし音セーブモードの有無(EE-TB60のみ搭載)
・消費電力の違い(EE-FA50の方が省エネ)
・寸法と重さの違い(EE-TB60の方が軽い)
・連続加湿時間の違い(EE-TB60の方が長時間)
・価格の違い(EE-TB60の方が約1.8万円安い)
それぞれおすすめな方は。
EE-FA50がおすすめな方
・寝室で使いたい方(圧倒的な静音性)
・デザイン性を重視したい方
・8畳~13畳の部屋で使いたい方
・透過式タッチパネルのスマートな操作感が良い方
EE-TB60がおすすめな方
・リビングなど広い部屋で使いたい方
・コストパフォーマンスを重視したい方
・タイマー機能を活用したい方(入・切タイマー同時設定可能)
・長時間連続運転したい方
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EE-FA50とEE-TB60のスペック比較表
EE-FA50とEE-TB60の違いを分かりやすく表にまとめました。
| 比較項目 | EE-FA50 | EE-TB60 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年9月 | 2025年9月 |
| 定格加湿能力 | 480mL/h | 600mL/h |
| 適用床面積 (木造和室) | ~8畳(13㎡) | ~10畳(17㎡) |
| 適用床面積 (プレハブ洋室) | ~13畳(22㎡) | ~17畳(27㎡) |
| 容量 | 4.0L | 4.0L |
| 連続加湿時間 | 8時間以上 (室温20℃、満水時) | 強6時間 中10時間 弱(静音)20時間 |
| 静音性 (加湿中) | 約25dB | 弱(静音)モード約30dB |
| 静音性 (湯沸かし音) | 約32dB | 約34dB (沸騰時は除く) |
| 湯沸かし音セーブモード | なし | あり (約5dB低減) |
| 操作パネル | 透過式タッチパネル | デジタル表示パネル |
| タイマー機能 | 基本機能のみ | 入・切タイマー (1~9時間、同時設定可能) |
| 消費電力(加湿時) | 410W | 450W |
| 消費電力(湯沸かし立ち上げ時) | 985W | 985W |
| 外形寸法 | 24.5×24×37cm | 24×27.5×36.5cm |
| 本体質量 | 3.3kg | 2.8kg |
| 価格 (2025.12.7楽天調べ) | 48,000円台~ | 30,000円前後~ |
| ブランドライン | STAN.シリーズ | 生活家電シリーズ |

どちらも同じ4.0Lの容量ですが、加湿能力や静音性、価格に大きな違いがありますね。
EE-FA50は静音性とデザイン性に優れ、EE-TB60は加湿パワーとコスパに優れています。
EE-FA50とEE-TB60の違いを詳しく解説
それぞれの違いを項目ごとに詳しく見ていきましょう。
加湿能力と適用床面積の違い
EE-FA50は定格加湿能力480mL/hで、木造和室なら8畳(13㎡)プレハブ洋室なら13畳(22㎡)まで対応します。
一方、EE-TB60は定格加湿能力600mL/hと、EE-FA50より120mL/h高い加湿パワーを誇ります。
木造和室なら10畳(17㎡)、プレハブ洋室なら17畳(27㎡)までの広い空間をカバーできます。

広いリビングでしっかり加湿したいならEE-TB60、寝室や個室で使うならEE-FA50がおすすめです。
静音性の違い
EE-FA50は加湿中の運転音が約25dB、湯沸かし音が約32dBと、圧倒的な静音性を実現しています。
これは図書館内やささやき声に相当する静かさです。
EE-TB60は弱(静音)モードで約30dB、中・強モードで約34dB(沸騰時は除く)となっています。
十分静かですが、EE-FA50にはやや劣ります。
ただし、EE-TB60には「湯沸かし音セーブモード」が搭載されており、約5dBの低減効果があります。

寝室で極限まで静かな環境を求めるならEE-FA50がおすすめです。
操作パネルの違い
EE-FA50は透過式タッチパネルを採用しており、使用していないときはデジタル表示が消えてすっきりとした外観を保ちます。
STAN.シリーズらしいスタイリッシュなデザインが魅力です。
EE-TB60はデジタル表示パネルで、お部屋の湿度やタイマー設定が常に一目でわかる実用的な設計になっています。

デザイン性を重視するならEE-FA50、視認性と実用性を重視するならEE-TB60がおすすめです。
タイマー機能の違い
EE-FA50は基本的なタイマー機能のみとなっています。
EE-TB60は入・切タイマーがそれぞれ1~9時間の9段階で設定でき、しかも同時設定が可能です。
就寝時に入タイマーを設定し、起床時に切タイマーを設定するといった使い方ができます。

タイマー機能を活用して電気代を節約したい方には、EE-TB60が便利です。
消費電力と電気代の違い
| 項目 | EE-FA50 | EE-TB60 |
|---|---|---|
| 加湿時消費電力 | 410W | 450W |
| 湯沸かし立ち上げ時 | 985W | 985W |
EE-FA50の方が加湿時の消費電力が40W少ないため、長時間使用すると電気代の差が出てきます。
1日8時間使用した場合の月間電気代の差は約320円程度です。(電気代31円/kWhで計算)

電気代を少しでも抑えたい方には、EE-FA50がおすすめです。
連続加湿時間の違い
EE-FA50は満水時(室温20℃)で8時間以上の連続加湿が可能です。
EE-TB60は強モードで6時間、中モードで10時間、弱(静音)モードで最大20時間の連続加湿が可能です。

一晩中つけっぱなしにしたい方や、日中も長時間使いたい方には、EE-TB60の方が給水の手間が少なくて便利です。
本体質量とサイズの違い
| 項目 | EE-FA50 | EE-TB60 |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 24.5×24×37cm | 24×27.5×36.5cm |
| 本体質量 | 3.3kg | 2.8kg |
EE-TB60の方が0.5kg軽く、持ち運びや給水時の負担が少なくなっています。
どちらもコンパクトな設計ですが、若干EE-TB60の方が奥行きがあります。
価格の違い
EE-FA50:48,000円台~
EE-TB60:30,000円前後~
(※価格は2025.12.7時点・楽天調べです)
約18,000円の価格差があります。

EE-TB60の方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
しかも加湿能力はEE-TB60の方が高いです。
コスパ重視の方には、EE-TB60がおすすめです!
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EE-FA50とEE-TB60の共通機能と特徴
基本的な性能は両モデルとも同じです。どちらを選んでも安心して使えます!
清潔な蒸気のスチーム式
両モデルとも、水を沸騰させて清潔な蒸気を作り出すスチーム式を採用しています。
超音波式やハイブリッド式の加湿器では、タンク内の雑菌が蒸気と一緒に部屋中に拡散する可能性がありますが、スチーム式は水を沸騰させることで雑菌を死滅させるため、清潔な蒸気で加湿できます。

小さなお子さんがいる家庭や、衛生面を重視する方には特におすすめです!
自動加湿3段階
温度センサーと湿度センサーの2つのセンサーで、快適な湿度を自動コントロールします。
「しっかり(60%)」「標準(50%)」「ひかえめ(40%)」の3段階から選択でき、無駄な加湿を防ぎながら効率的に潤してくれます。

センサーによる自動制御で、無駄な電力消費を抑えながら最適な湿度を維持できるため、電気代の節約にもつながります。
約65℃まで冷却した蒸気
独自の冷却構造により、吹き出し口からの蒸気温度を約65℃まで冷ましています。
万が一触れてしまった場合でも重度のやけどを防ぐ配慮がなされており、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
トリプル安心設計
両モデルとも、以下の3つの安全機能を搭載しています。
・チャイルドロック:全ての操作ができなくなります
・ふた開閉ロック:転倒しても簡単に開かない構造
・転倒湯もれ防止構造:倒しても湯もれを最小限に抑えます

象印が安全性に徹底的にこだわって作られた加湿器なので、安心して使えますね!
フィルター不要でお手入れ簡単
両モデルともフィルター不要で、電気ポットと同じ構造のため、日々のお手入れは「水を入れて、お湯を捨てる」だけです。
フィルター交換が不要なため、ランニングコストも抑えられます。
フッ素加工の広口容器を採用しているため、サッと拭くだけで簡単にお手入れできます。
しっかりとしたお手入れが必要な場合も、「クエン酸洗浄モード」で簡単にきれいに保てます。

スチーム式は水を沸とうさせる性質上、水道水中のミネラル成分(カルキ)が容器底に付着しやすいのですが、クエン酸洗浄モードを月に1〜2回使用することで、常に清潔な状態を保てます。
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EE-FA50の口コミ・評判
悪い口コミ
・黒を選んだら思っていたより大きく見える。存在感がある
・長時間使うと電気代がちょっと気になる
スチーム式は水を沸騰させるため、消費電力が高いのは避けられません。
ただし、EE-FA50は加湿時410Wと、EE-TB60の450Wよりは省エネ設計になっています。
また、自動加湿3段階機能で無駄な加湿を防ぐことができるため、電気代をある程度抑えることができます。
良い口コミ
・デザインがスタイリッシュでおしゃれ
・操作が簡単で毎日使ってもストレスなし
・蒸気がしっかり出て部屋が潤う
・音が静かで夜も気にならない
・赤ちゃんがいても安心して使える
・お手入れが簡単で衛生的
・朝起きた時の喉の乾燥がなくなった

EE-FA50は特に静音性とデザイン性が高く評価されています。
25dBという圧倒的な静かさで、「動作しているのか全くわからない」という声も多いです。
STAN.シリーズらしいスタイリッシュなデザインと透過式タッチパネルは、インテリアにこだわる方にも人気です!
▼おしゃれな加湿器が欲しい方に。透過式タッチパネルがスマート▼
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EE-TB60の口コミ・評判
実際にEE-TB60を使っているユーザーの声を集めました。
悪い口コミ
・電気代が思ったより高い。フル稼働すると月3,000円以上かかる
・お湯が沸くまで電気ポットと同様の『ゴー』という音がする
スチーム式の特性上、電気代の高さは避けられません。
自動モードで1日中つけっぱなしにすると、月2,000円~3,000円電気代が上がるという声があります。
湯沸かし音については、「湯沸かし音セーブモード」を使うことで約5dBの低減効果が得られます。
ただし、湯沸かし時間が約10分延びる点には注意が必要です。
良い口コミ
・加湿能力が圧倒的。十分どころか十二分
・お手入れが神。フィルター不要がストレスフリー
・10畳~17畳のリビングがすぐ潤う
・スチーム式だけど思ったより静か
・朝起きた時の喉の乾燥がなくなった
・水を注いで電源オンだけで使える
・加湿機は象印一択
・安全性が高い

EE-TB60は特に加湿能力とお手入れの簡単さが高く評価されています。
600mL/hの強力な加湿パワーで、「リビングがすぐ潤う」「買って満足」という声が圧倒的に多いです。
フィルター不要でお手入れが簡単な点も、多くのユーザーから「お手入れが神」と絶賛されています。
▼加湿力重視派におすすめ。600mL/hの圧倒的パワー▼
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EE-FA50とEE-TB60どっちがおすすめ?
EE-FA50がおすすめな方
・寝室で使いたい方(圧倒的な静音性25dB)
・デザイン性を重視したい方(STAN.シリーズのスタイリッシュなデザイン)
・8畳~13畳の部屋で使いたい方
・透過式タッチパネルのスマートな操作感が好きな方
・電気代を少しでも抑えたい方(消費電力410W)

EE-FA50は、静音性とデザイン性に優れたモデルです。
25dBという圧倒的な静かさは、寝室で使う加湿器として最適です。
STAN.シリーズらしいミニマルなデザインと透過式タッチパネルは、インテリアにこだわる方にもぴったりです。
▼音に敏感な方におすすめ。図書館より静か▼
- ブラック
- ホワイト
EE-TB60がおすすめな方
・リビングなど広い部屋(10畳~17畳)で使いたい方
・コストパフォーマンスを重視したい方(約1.8万円安い)
・タイマー機能を活用したい方(入・切タイマー同時設定可能)
・長時間連続運転したい方(最大20時間)
・加湿パワーを重視したい方(600mL/h)

EE-TB60は、加湿パワーとコストパフォーマンスに優れたモデルです。
600mL/hの強力な加湿能力で広いリビングもしっかり加湿でき、価格も約1.8万円安いため、コスパ最強です。
タイマー機能も充実しており、実用性を重視する方におすすめです。
▼広い部屋用なのに価格は控えめ。コスパ重視派におすすめ▼
- ソフトブラック
- ホワイト
よくある質問
Q: どちらの方が電気代が安いですか?
EE-FA50の方が消費電力が40W少ないため、電気代は安くなります。
1日8時間使用した場合、月間で約320円程度の差が出ます。
Q: どちらの方が静かですか?
EE-FA50の方が静かです。加湿中の運転音が約25dBと、EE-TB60の30dBよりも静かです。
寝室で使うならEE-FA50がおすすめです。
Q: 広いリビングで使うならどちらがいいですか?
EE-TB60がおすすめです。定格加湿能力600mL/hで、17畳までの広い空間をカバーできます。
Q: お手入れはどちらが簡単ですか?
両モデルともフィルター不要で、お手入れの手間は同じです。
電気ポットと同じ構造なので、日々のお手入れは「水を入れて、お湯を捨てる」だけです。
Q: コストパフォーマンスを重視するならどちらですか?
EE-TB60が断然おすすめです。
価格が約1.8万円安いうえに、加湿能力はEE-TB60の方が高いため、コスパ最強です。
まとめ
象印のスチーム式加湿器「EE-FA50」と「EE-TB60」の違いについて詳しく比較してきました。
静音性とデザイン性を求めるならEE-FA50、加湿パワーとコスパを求めるならEE-TB60がおすすめです!
EE-FA50は、25dBという圧倒的な静音性とSTAN.シリーズのスタイリッシュなデザインが魅力で、寝室での使用やインテリアにこだわる方におすすめです。
透過式タッチパネルの操作感も洗練されています。
一方、EE-TB60は、600mL/hの強力な加湿パワーと約1.8万円安い価格が魅力で、広いリビングで使いたい方やコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
タイマー機能も充実しており、実用性に優れています。
どちらも「清潔な蒸気のスチーム式」「フィルター不要」「トリプル安心設計」という共通の特長があるので、あとは自分の使い方や重視するポイントで選んでくださいね。
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