デロンギの全自動コーヒーマシンの中で、日本で特に人気の高い「マグニフィカ s」(ECAM23120)と「マグニフィカ スタート」(ECAM22020)の違いについて、徹底的に比較・解説していきます。
2013年発売のマグニフィカ sと
2023年11月発売マグニフィカ スタートってどう違うのかな?
マグニフィカ スタートとマグニフィカ sの主な違いは以下の7つでした。
・コーヒー濃度調整方式の違い
・抽出温度設定の違い
・メニューの違い
・付属品の違い
・サイズ・重量の違い
・価格差
マグニフィカ sとマグニフィカ スタートの違いを徹底比較!
操作パネルの違い
マグニフィカスタートは、最新のタッチパネル式を採用しています。メニュー選択やコーヒーの濃さ調整などボタンをタッチするだけなので操作が簡単です。
マグニフィカsは、ダイレクトメニューボタンとダイヤル式を組み合わせた従来型の操作パネルを採用しています。
コーヒー濃度(豆の量)の調整方式
・マグニフィカ s:ダイヤル式のため無段階調節
マグニフィカ スタートは操作がシンプルで分かりやすく初心者でも扱いやすいです。
マグニフィカ sの方ははより細かな豆量の調整が可能で自分の好みに合わせて調整できます。
抽出温度設定
・マグニフィカ s:4段階(88℃/90℃/92℃/94℃)
マグニフィカ スタートはシンプルで分かりやすい設定で、一般的な用途には十分な調整幅です。
マグニフィカ sの方はより詳細な温度管理が可能で、こだわり派向けの温度設定ができます。
コーヒーメニューの違い
マグニフィカ スタート:エスプレッソ、スペシャルティー、カフェ・ジャポーネのが楽しめます。
付属品の違い
マグニフィカ スタート
・ウォーターフィルター付属
・計量スプーン
・除石灰剤
・水硬度チェッカー
・クリーニングブラシ
マグニフィカ s
・計量スプーン
・除石灰剤
・水硬度チェッカー
・クリーニングブラシ
マグニフィカスタートの方には初めからウォーターフィルターが搭載しています。
マグニフィカ sは付属されていないため購入が必要です。
ウォーターフィルターはマシン内部への石灰分の付着を軽減します。
ウォーターフィルターの交換の目安は使用開始から2か月です。
ウォーターフィルターには「水の質が軟水化」が期待されていて、
より一層コーヒーがおいしくなるんですよ!
一般的に軟水は硬水に比べて、コーヒー豆の風味を感じやすいと言われていますのでコーヒー本来の味や香りを楽しめますね。
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サイズと重量の違い
・サイズ:幅240×奥行440×高350mm
・重量:9.5kg
・給水タンク容量:1.8L
・サイズ:幅238×奥行430×高350mm
・重量:9.0kg
・給水タンク容量:1.8L
わずかな差ですが、マグニフィカ sの方がよりコンパクトで軽量です。
おもな違いを表にしました。
比較項目 | マグニフィカ スタート | マグニフィカ s |
---|---|---|
操作パネル |
タッチパネル式 (直感的な操作が可能) |
ダイレクトメニューボタンとダイヤル式 (従来型の操作パネル) |
コーヒー濃度調整 |
3段階のボタン式調節 (シンプルで分かりやすい) |
ダイヤルによる無段階調節 (より細かな調整が可能) |
抽出温度設定 |
3段階(低温・中温・高温) (シンプルな設定) |
4段階(88℃/90℃/92℃/94℃) (詳細な温度管理が可能) |
コーヒーメニュー |
スペシャルティコーヒー搭載 (より繊細な味わい) |
ロングコーヒー搭載 (たっぷりとした量を提供) |
付属品 |
・計量スプーン ・除石灰剤 ・水硬度チェッカー ・クリーニングブラシ ・ウォーターフィルター |
・計量スプーン
・除石灰剤 ・水硬度チェッカー ・クリーニングブラシ
|
サイズ 重量 給水タンク容量 |
幅240×奥行440×高350mm 9.5kg 1.8L |
幅238×奥行430×高350mm 9.0kg 1.8L |
価格の違い
マグニフィカ スタート:約7,8万円前後から
マグニフィカ s:約5、6万円前後から
マグニフィカ sは2013年発売のため新品はあまりないですね。
価格は変動しますし、購入する販売店によっても価格の違いがあるので、こちらで最安値をチェックしてみてくださいね!
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マグニフィカ sとスタートの共通の機能と特徴について
豆から挽きたて淹れたての本格的なコーヒーが楽しめる
豆を均一に挽くことができるコーン式グラインダーを搭載。
低速回転で豆を挽くので、摩擦熱が発生しづらくコーヒー本来の香りを逃しません。
ミルクメニューも楽しめる
ミルクフロッサーのスチームで、まるでカフェで飲むような滑らかでクリーミーなふわふわミルクが簡単に作れます。
本場さながらのカプチーノやカフェラテをご自宅でお楽しめますね!
お手入れが簡単
自動洗浄プログラム搭載、抽出後はカス受けのカスを捨てるだけです。各種パーツは水洗いができます。
内部洗浄まで全自動
電源のオン/オフ時に、自動的に内部を洗浄するので、常に清潔な状態を保つことができます。
節電機能と自動電源オフ機能もついているので安心ですね。
共通の機能と特徴を表にまとめました。
共通機能 | 詳細 |
---|---|
本格的なコーヒー抽出機能 |
・コーン式グラインダー搭載 ・7段階の挽き目調整可能 ・15気圧ポンプ |
ミルクメニュー機能 |
・スチーム式ミルクフロッサー搭載 ・カプチーノやカフェラテが作れる ・ふわふわミルクフォームの生成が可能 |
お手入れ機能 |
・自動洗浄プログラム搭載 ・着脱式抽出ユニット ・各種パーツは水洗い可能 |
自動化機能 |
・電源オン/オフ時に自動洗浄 ・節電機能搭載 ・自動電源オフ機能付き |
マグニフィカ スタートの口コミ
悪い口コミ
サイズは機能性を考えると、かなりコンパクトにまとまっているという評価も多いですよ。
豆の補充は確かに手間ですが、少量ずつ入れることで豆の劣化を防げるメリットもあるようです。
良い口コミ
長期使用者からの高評価も多く、耐久性も信頼できる製品のようです。本格的なコーヒーを自宅で楽しめる点が高評価ですね。毎日のコーヒータイムが特別な時間になるという声も多く見られます。
マグニフィカ sの口コミ
悪い口コミ
実は湯量は、ボタンを押し続けることで好みの量に調整できます。
濃さについては、豆量調整つまみとグラインダーの挽き具合を調整することで、かなり細かな味わいの変更が可能なんですよ。
良い口コミ
初期投資は必要ですが、使い勝手の良さと本格的な味わいで満足度が高い製品のようです。家族それぞれが好みの味を見つけていく過程も楽しく、毎日のコーヒータイムがより豊かになるみたいですね。お手入れの簡単さも、長く使い続けられる理由の一つかもしれません。
マグニフィカ スタートとマグニフィカ sどっちがおすすめ?
マグニフィカ スタートがおすすめな方
マグニフィカ スタートは、タッチパネルによる直感的な操作と、豆の個性を最大限に引き出すスペシャルティコーヒーが楽しめます。
ウォーターフィルター搭載なので、購入後すぐに最適な状態で
コーヒーを楽しむことができますよ。
マグニフィカ s がおすすめな方
マグニフィカ s は、無段階のコーヒー濃度調整と4段階の温度調整が可能で、より細かな味わいの調整ができます。
従来型の操作性とコンパクトなサイズ、
マグニフィカスタートよりも低価格なのも魅力ですね。
マグニフィカ スタートとマグニフィカ sの違いを比較|まとめ
マグニフィカ スタートとマグニフィカ sの違いについて徹底比較しました。
・コーヒー濃度調整方式の違い
・抽出温度設定の違い
・メニューの違い
・付属品の違い
・サイズ・重量の違い
・価格差
マグニフィカ スタートは、最新のタッチパネル操作とスペシャルティコーヒーを楽しみたい方におすすめです。初期からウォーターフィルターが付属するため、すぐに最適な状態でコーヒーを楽しめます。
一方、マグニフィカ sは、よりコンパクトで価格を抑えながら、細かな温度調整や無段階の濃度調整が可能な機種です。従来型の操作に慣れている方におすすめです。
どちらの機種も、デロンギの確かな技術力による高品質な一杯を楽しめる全自動コーヒーマシンです。ご自身の使用スタイルや重視するポイントに合わせて、最適な機種をお選びくださいね。