今回は、JBLの最新の完全ワイヤレスイヤホン「TOUR PRO 3」と前モデル「TOUR PRO 2」の違いについて詳しく解説していきます。
2024年10月発売の「TOUR PRO 3」と2023年発売の「TOUR PRO 2」って何が違うのかな？
TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の主な違いは下記の通りです。
・音質面での進化
・ノイズキャンセリング性能の進化
・充電ケースディスプレイの違い
・バッテリー性能と重量の違い
・防水規格の違い
それぞれおすすめの方は。
TOUR PRO 3がおすすめな方
・最新の音響技術で音楽を楽しみたい方
・ハイレゾ音源を活用したい方
・進化したノイズキャンセリングを求める方
・多機能な充電ケースを活用したい方
TOUR PRO 2がおすすめな方
・コストパフォーマンスを重視する方
・基本性能で十分という方
・予算を抑えめにしたい方
・シンプルな構成を好む方
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TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の比較表
両モデルの違いと主な仕様をわかりやすく表にまとめました。
| 項目 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 | 体感できる違い |
|---|---|---|---|
| ドライバー構成 | 10mmダイナミックドライバー + バランスドアーマチュア (デュアルドライバー) | 10mmダイナミックドライバー （DLCコーティング） | 高音質化の向上 |
| 周波数特性 | 20Hz～40kHz | 20Hz～20kHz | より広い音域をカバー |
| ハイレゾワイヤレス対応 | ○ （LDAC） | × | 音の解像度が向上 |
| 空間サウンド | JBL Spatial 360 （ヘッドトラッキング対応） | JBL空間サウンド （3モード選択可能） | より立体的な音響体験 |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC | 高音質再生が可能 |
| ANCアルゴリズム | AI搭載2.0 | 標準1.0 | ノイズ除去効果が向上 |
| 充電ケースのディスプレイ | 29%大型化 （1.57インチ） | 標準サイズ （1.45インチ） | 見やすさが向上 |
| AURACAST | ○ | × | 共有機能の充実 |
| 防水性能 | IP55 （防水・防塵） | IPX5 （防水のみ） | 防塵性能が追加 |
| バッテリー持続時間（ANCオフ） | 最大44時間 （イヤホン11時間＋ケース33時間） | 最大40時間 （イヤホン10時間＋ケース30時間） | 4時間長持ち |
| 本体重量 | 11.2g | 12.2g | より軽量 |
| 充電ケース重量 | 71.8g | 73g | より軽量 |
| 価格 | 30,000円前後～ | 20,000円前後～ | 約10,000円の価格差 |
※価格は2025年12月1日楽天調べです。
TOUR PRO 3は音質、騒音を消す機能など、機能面で大幅に進化していますが、価格差が約10,000円あります。
一方、TOUR PRO 2は価格が下がっていて、コスパ重視の方にとって魅力的な選択肢です。
TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の違いを解説
音質面での進化
ドライバー構成の違い
- TOUR PRO 3：デュアルドライバー（10mmダイナミック + バランスドアーマチュア）
- TOUR PRO 2：10mmダイナミック（DLCコーティング）
TOUR PRO 3では、高音域の表現力が格段に向上しています。
より高品質な音声伝送が可能になり、楽器の余韻まで繊細に表現され自然な音を感じられます。
「前作より歯切れが良くクリアになった」「高音域の伸びが素晴らしい」という評価が示すように、音質の進化は体感できるレベルです。
音質関連機能の違い
TOUR PRO 3
- ハイレゾワイヤレス（LDAC）対応
- 周波数特性 20Hz～40kHzに拡大
- アダプティブEQ搭載
TOUR PRO 2
- 通常コーデック（SBC/AAC）のみ
- 周波数特性 20Hz～20kHz
- 通常のEQ機能
両モデルを聴き比べると、TOUR PRO 3の音のクリアさの高さは一目瞭然です。
特に楽器の音がより自然になり、ボーカルの息遣いまでもがはっきりと聞き取れるようになりました。
音楽のクオリティにこだわりたい方、特にハイレゾ音源を聴く機会が多い方には、TOUR PRO 3がおすすめです。
ノイズキャンセリング性能の進化
ANC技術の違い
TOUR PRO 3
- AIノイズ低減アルゴリズム搭載
- SN比が約6dB向上
- リアルタイム補正機能2.0
TOUR PRO 2
- 従来のノイズ低減アルゴリズム
- リアルタイム補正機能1.0
TOUR PRO 3は、リアルタイムで周囲の騒音を分析して、より効果的に騒音を打ち消すようになりました。
特に電車内でのノイズ軽減効果の向上を顕著に感じることができます。
従来は気になっていた周囲の会話なども、より効果的に低減されるようになり、音楽への没入感が大きく増しています。
カフェでの作業時なども、より集中できる環境を作れるのは良いですね。
通話品質の向上
【新機能と改善点】
- マイク性能の向上
- AIによる音声認識精度の改善
- 周囲の環境に応じた最適化
TOUR PRO 3は、風切り音などの外乱ノイズも効果的に抑制されています。
屋外での通話やウォーキング中の会話なども、より聞き取りやすく自然にできるようになったのは嬉しいですね。
充電ケースディスプレイの違い
TOUR PRO 3
- ディスプレイサイズが約29%拡大(1.57インチ)
- 日本語表示対応
- AURACAST送信機能搭載
- 表示情報量の増加
- より見やすい画面設計
TOUR PRO 2
- 従来サイズ(1.45インチ)
- 基本的な情報表示
TOUR PRO 3の大型化したディスプレイは、特に設定変更時の見やすさが向上しました。
バッテリー残量の詳細表示や日本語での楽曲情報表示など、より快適に操作できるようになりました。特に明るい屋外での視認性が向上しました。
AURACAST機能により、テレビの音声を複数のイヤホンで共有するなど、新しい使い方が出来るようになって、さらに使い勝手が良くなりました。
バッテリー性能と重量の違い
TOUR PRO 3
- バッテリー持続時間：ANCオフ時 最大44時間
- 本体重量：11.2g
- 充電ケース重量：71.8g
TOUR PRO 2
- バッテリー持続時間：ANCオフ時 最大40時間
- 本体重量：12.2g
- 充電ケース重量：73g
TOUR PRO 3は若干の軽量化に成功し、長時間使用時の負担が軽減しました。
バッテリー持続時間も向上し、フルタイムのオフィスワークでも充電の心配が少なくなりました。
バッテリーの持ちが良くなったのは嬉しいポイントですね。
防水規格がIP55にアップグレード
TOUR PRO 3：IP55（防水・防塵）
TOUR PRO 2：IPX5（防水のみ）
TOUR PRO 3は、IP55の防水防塵規格を備えています。
これは防水だけでなく、防塵性能も追加されたことを意味します。
水の飛沫だけでなく、砂やホコリのような固形物の侵入にも強くなりました。
一方、TOUR PRO 2はIPX5の防水規格で、汗や雨には対応していますが、防塵性能はありません。
ランニングやジムでの使用はもちろん、アウトドアでの使用や、ホコリの多い環境での使用が多い方には、TOUR PRO 3の防塵性能が安心ですね。
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TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の共通の機能と特徴
スマートタッチディスプレイ付き充電ケース
- 両モデルとも充電ケースにタッチ式ディスプレイを搭載
- ケースから曲の再生・停止やスキップ、音量調整などが可能
- バッテリー残量やモード切替、着信応答なども画面で操作できる
TOUR PRO 3と2は、どちらも画面付きの充電ケースを持っています。
スマートフォンを取り出さなくても、多くの操作をケースの画面だけで簡単にできるのがポイントです。
充電状況も視覚的に確認できるため、外出前の準備も安心です。
これは他社製品にない特徴的な機能で、使い勝手の良さで高い評価を得ています。
ハイブリッドノイズキャンセリング
- ハイブリッド方式のノイズキャンセリング搭載
- 周囲の騒音を効果的にカット
- 環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを調整できる
電車内や飛行機内での使用時に、その効果を実感できます。
特に低周波数のノイズを効果的にカットし、静かな環境で音楽を楽しむことができます。
設定変更も操作画面から簡単に行えます。
通勤時の騒音も気にならず、長時間の使用でも快適に過ごせます。
6つのマイク搭載で通話品質がクリア
- 両モデルとも本体に6つの高性能マイクを搭載
- 雑音を抑えて自分の声だけを相手にしっかり届ける
- 風の強い日やにぎやかな場所でも快適に通話できる
TOUR PRO 3も2も、複数のマイクで周りの雑音を自動で除去、電話やオンライン会議で自分の声がクリアに伝わります。
リモートワークや通勤途中の通話でも、相手にしっかり声が届いて安心です。
ワイヤレス充電対応
- 両モデルともワイヤレス充電に対応
- 充電パッドに置くだけでラクラク充電
専用のケーブルがなくても、ワイヤレス充電器に置くだけで簡単に充電できます。
机の上やベッドサイドにパッドを用意しておけば、ケーブル要らずで毎日楽に充電できます。
JBL Headphonesアプリ対応
- イコライザー設定
- ノイズキャンセリング調整
- タッチ操作のカスタマイズ
- ファームウェアアップデート
使い方がとても簡単で、誰でもすぐに理解できるように設計されています。
直感的なデザインなので、初めて使う方でも迷うことなく操作できます。
好みの音質にカスタマイズできる点は、音楽ファンには特に嬉しい機能ですね。
Bluetooth 5.3＆マルチポイント対応
- 両モデルともBluetooth 5.3搭載
- 複数デバイス同時接続（マルチポイント）に対応
- スマホとPCなど、デバイス間の切り替えがスムーズ
スマートフォンとパソコンなど、複数のデバイスを同時に接続しておけば、電話がかかってきたときも自動で切り替わります。
接続の安定性も高く、ストレスなく使用できます。
JBL空間サウンド
- 両モデルとも立体的な音響体験ができる
- TOUR PRO 3：頭の動きに合わせて音が動くヘッドトラッキング対応
- TOUR PRO 2：映画・音楽・ゲームの3モードから選択可能
音楽や動画を立体的なサウンドで楽しめる空間サウンド機能を搭載しています。
音楽鑑賞や映画視聴の臨場感が大幅に向上します。
まるでライブ会場やコンサートホールにいるような立体的なサウンドを楽しめます。
JBL Pro Sound
- クリアな高音
- パワフルな低音
- バランスの取れた音質
JBL独自のサウンドチューニング技術により、クリアで力強い音質を実現しました。
様々なジャンルの音楽に対応でき、特にポップスやロックミュージックとの相性が抜群です。
長時間のリスニングでも疲れにくい、バランスの取れた音作りが特徴です。
TOUR PRO 3の口コミ
悪い口コミ
・価格が高め
・充電ケースがやや大きい
価格については、高音質とノイズキャンセリング性能を考えると、ハイエンドモデルとしては妥当な価格設定と言えます。
良い口コミ
・音質が大幅に向上した
・ノイズキャンセリングの効果が高い
・デュアルドライバーによる繊細な音表現がすごい
・空間オーディオの没入感が良い
・装着感が良い
・バッテリー持続時間が向上した
音質面での進化とノイズキャンセリングの性能向上が高く評価されており、フラッグシップモデルとしての実力を十分に備えていると言えます。
▼音質も装着感も満足感が高い！▼
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TOUR PRO 2の口コミ
悪い口コミ
・高音域がやや物足りない
・重低音が不足気味
これらの点はTOUR PRO 3でデュアルドライバー採用により改善されています。
良い口コミ
・バランスの取れた音質が良い
・充実したノイズキャンセリング機能が良い
・充電ケースの使いやすい
・安定した装着感が良い
・コストパフォーマンスの良さ
・直感的な操作性
使いやすさと基本性能のバランスが高く評価されており、実用的な機能を備えた完成度の高いモデルとなっています。
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TOUR PRO 3とTOUR PRO 2どっちがおすすめ？
TOUR PRO 3がおすすめの方
・音質にこだわりたい方
・ハイレゾ音源や高音質再生を重視する方
・新しい音響技術を試したい方
・ノイズキャンセリング性能を重視する方
・マルチな用途で使用したい方
・最新機能を使いこなしたい方
価格は高めですが、音質とノイズキャンセリングにこだわる方にとって、満足度の高い製品と言えます。
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TOUR PRO 2がおすすめの方
・コストパフォーマンスを重視する方
・基本的な高音質で十分満足できる方
・シンプルな使い方をしたい方
・予算を抑えて高機能なイヤホンが欲しい方
・JBLサウンドを楽しみたい方
業界初のスマートタッチディスプレイ、ハイブリッドノイズキャンセリング、40時間バッテリーなど、フラッグシップモデルに相応しい機能を低価格で手に入れられる点が大きな魅力です。
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TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の違いを比較｜まとめ
以上、TOUR PRO 3とTOUR PRO 2の違いと特徴をご紹介してきました。
JBL TOUR PRO 3とTOUR PRO 2は、どちらも業界初のスマートタッチディスプレイ付き充電ケースを搭載した革新的な完全ワイヤレスイヤホンです。
TOUR PRO 3は、デュアルドライバーやLDAC対応、進化したノイズキャンセリングなど、音質と機能面で大きく進化しました。
最新の音響技術を求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となっています。
TOUR PRO 2は、優れたコストパフォーマンスと使いやすさが特徴です。
必要十分な性能を求めるユーザーには、依然として魅力的な選択肢と言えます。
どちらを選ぶかは、音質へのこだわり、必要な機能、そして予算のバランスで決まります。
最新技術と最高の音質を求めるならTOUR PRO 3、コスパと実用性を重視するならTOUR PRO 2がおすすめです。
この記事が、あなたに最適なイヤホン選びの参考になれば幸いです。
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